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本鰆

筑前海のサワラ【後編】 糸島に〝本鰆〟の季節がやってきた!

本鰆

筑前海のサワラ【後編】糸島に〝本鰆〟の季節がやってきた!

"福岡県内でもトップのサワラの漁獲量を誇る糸島市。姫島や芥屋をはじめ、サワラを釣る漁師は200人を超えるという。糸島漁業協同組合では厳格なルールに従い高鮮度処理を施したサワラを「特鮮本鰆」というブランド名で展開。岡山県をはじめ県外からの評価も高く、福岡市場では1尾2万円という高値がつくこともあるという、今や福岡県でも高級魚と呼ばれる存在になった。

 「特鮮本鰆」は10月から3月までの脂ののった期間に釣られたサワラに限られ、重さは2.5kg以上。釣ってすぐに活き締めし、海水氷冷却を行なうなどの高鮮度処理を行なったサワラだけが「特鮮本鰆」を名乗ることができる。糸島漁協では2013年よりこの高鮮度処理方法をマニュアル化し徹底してきた。「サワラは身が柔らかく身割れしやすい魚です。手間はかかるものの、海水氷に漬け置くのは、できるだけ身を固く引き締め、身割れしないようにするための方法なんです」と糸島漁協の松隈徹さんが教えてくれた。

 糸島ではサワラ釣りの名人として知られる吉村弘幸さんは、9トンを超える大型の漁船を走らせ、1年を通してサワラを追っている漁師だ。漁は、左右から伸ばした2本の竿から、サンマや擬餌針を付けた仕掛けを流し、漁船でひいて魚を獲る「ひき縄釣り」という方法だ。釣り上げたサワラは身割れを防ぐため、厚いスポンジの上に優しく寝かせ、すぐにその場で活き締め、血抜き、5度以下の海水氷に6時間漬ける。身割れしないように、とても大切に取り扱われるという。

 「4月、5月は痩せとるけど、10月頃になるとけっこう太って、脂ものっておいしかもんね」と吉村さん。サワラは主に糸島半島から近い姫島周辺で獲るので鮮度は抜群。西京焼きや酒蒸しもいいが、うま味が凝縮した濃厚な味わいを楽しむなら、新鮮な刺身で味わうのが一番だ。糸島漁協では、そんな鮮度の良いサワラをより多くの人に味わって、知ってもらいたいと、糸島市や福岡市の飲食店に協力を得て毎年「糸島さわらフェア」を開催している。例年、1月から行なっていたフェアだが、今年は旬のはじまりで漁獲量も安定している11月に開催する。丁寧に釣り上げて手間暇かけて鮮度を保持した糸島産のサワラ。そのしっかりとしたサワラのうま味を各店の料理人たちが存分にひき出してくれるにちがいない。ぜひこの機会に参加店で味わっていただきたい。

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