ふくおかのお魚フェア福岡県で獲れる旬の魚が食べられるスポットを
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只今「冬魚フェア」開催中!

今が旬!冬魚が食べれるお店

豊前本ガニ(1)

濃厚で味わい深いワタリガニ『豊前本ガニ』

 一般的には「ワタリガニ」という名で通っているが、本名は『ガザミ』。エビ目・カニ下目・ワタリガニ科に分類されるカニの一種だ。ガザミの特徴は、甲羅の形が横に長く、太くて頑丈なハサミ(鉗脚)を持ち、一番後の脚(第5脚)の先端が舟のオールのように平たくなっている。この足を使って遠くまで泳ぐことができるので、それが「ワタリガニ」と呼ばれる由縁である。波が穏やかな水深30m以内の砂泥底に生息し、古くから食用のカニとして漁獲されている。福岡県では主に東部の豊前海や南部の有明海で多く獲れることで知られている。カニといえば「ズワイガニ」も有名だが、その味はガザミの方が濃厚で味わい深いといわれている。

 ガザミは春から夏にかけて脱皮を繰り返しながら、秋までに大きく成長する。晩秋から冬も間近な季節になると、水温の低下とともに脱皮をやめ、この頃から身もしっかりと詰まってくる。とくにメスのガザミは翌春の産卵に備えて、オレンジ色のマコを殻いっぱいに蓄えるので、濃い味わいを楽しめるようになる。豊前海ではこうした晩秋期に大きく成長したガザミを『豊前本ガニ』と名付けて提供している。

 濃厚な味を楽しむなら、蒸しガニがいい。パカっと甲羅を開けた瞬間、立ちのぼる湯気の中に現れるミソやマコ…今年もカニの季節がやってきたと心が踊る!

豊前本ガニ(1)
豊前市